君想歌

でも、と言葉を濁らせる和泉を
ギロリと土方が睨み付ける。


「それは駄目ですよ〜流石に」


刀を片付けた沖田でさえも
反対をした。


「僕が手伝うのが条件ならば
許してあげますよ」


沖田の条件に土方も頷く。


「一人で動くのは許さねぇ。
けど、総司が付くなら。
許さんこともねぇな」


「ですって。決まりですね」


ニコニコ笑う沖田は勝手に
話を終わらせる。

全くもって自分勝手だ。


「先程のことは他言無用。
和泉には処分なしだな」

わははは、と豪快に近藤は笑う。


「でも忍に狙われてるなら
僕と一緒に寝ます?」


「調子に乗るな」


パシンッと丸めた手紙で
沖田の頭を和泉は叩いた。


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