君想歌

吉田の要求に恥ずかしそうに
和泉は顔を染める。

「ほ〜ら」

左腕で顔を支えて和泉が
言うのを待つ彼は絶対に
この状況を楽しんでいる。


「ほら。俺が好きですって」


言ってみなよ?と開いた右手で
くいと顔を固定され仕方なく
薄く口を開いた。


「……とっ稔麿がぁ……き」


「ほら。聞こえない」


「稔麿が好きですぅぅぅ!」


恥ずかしさを紛らわす為、
吉田の胸元に飛び込んでくる
行動がまた吉田を煽る。


一つ一つの動作が可愛い、
なんて思う俺って重症?


「良く出来ました」


心底嬉しそうに笑みを浮かべ
吉田は和泉を抱きしめた。


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