恐る恐る山野は目を開く。
片手で殴ろうとした隊士の
腕を掴み上げ惜しげも無く
殺気を開放している人物に
開いた口が塞がらない。
「残念。
悪いけどウチの隊士には
手を出させない。
相当やってくれたね?」
言葉だけを見れば和泉の変化は
分からない。
ただ目を開ければ、はっきり
どれだけ怒っているかが
理解できる。
「山野は私が入隊当時から
教えてる大切な奴なんだけど?
それと副長直々に補佐役として
回るよう指示が出てる。
どういうことか分かります?」
冷ややかな目線と刀に掛かった
右手で怒りが知れる。
同意を求めるように睨みつけ
邪魔だとでも言うように隊士を
押しやり山野に手が伸ばされる。
「はい。遅くなってごめん」
手を重ねれば酷く温かく思えた。
*
.
片手で殴ろうとした隊士の
腕を掴み上げ惜しげも無く
殺気を開放している人物に
開いた口が塞がらない。
「残念。
悪いけどウチの隊士には
手を出させない。
相当やってくれたね?」
言葉だけを見れば和泉の変化は
分からない。
ただ目を開ければ、はっきり
どれだけ怒っているかが
理解できる。
「山野は私が入隊当時から
教えてる大切な奴なんだけど?
それと副長直々に補佐役として
回るよう指示が出てる。
どういうことか分かります?」
冷ややかな目線と刀に掛かった
右手で怒りが知れる。
同意を求めるように睨みつけ
邪魔だとでも言うように隊士を
押しやり山野に手が伸ばされる。
「はい。遅くなってごめん」
手を重ねれば酷く温かく思えた。
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