*山野八十八*
迂闊に着いて行った俺が
馬鹿でした。
話し掛けてきた五番隊の隊士は
昨日俺を滅多撃ちにしてきた
隊士と仲が良かったらしく。
道場に放り込まれたと同時に
水を頭から掛けられる。
まだ冷え込む事の多いこの時期。
このままだと風邪をひくのは
必然的。
「今度は誰にも助けに来ないぜ?」
嘲るように笑う三番隊の隊士は
道場の掃除を罰として斎藤から
与えられていたらしい。
「お前、いっつも瀬戸副隊長に
付け入って。
ムカつくんだよ」
容赦ない蹴りが山野の腹に
入り顔を歪める。
周りにいる隊士らはそんな
山野の姿を見て笑っている。
「てな訳でちょっと痛い目見ろよ」
振り上げた拳に反射的に目を
閉じるが一向に痛みは襲わない。
「……?」
.
迂闊に着いて行った俺が
馬鹿でした。
話し掛けてきた五番隊の隊士は
昨日俺を滅多撃ちにしてきた
隊士と仲が良かったらしく。
道場に放り込まれたと同時に
水を頭から掛けられる。
まだ冷え込む事の多いこの時期。
このままだと風邪をひくのは
必然的。
「今度は誰にも助けに来ないぜ?」
嘲るように笑う三番隊の隊士は
道場の掃除を罰として斎藤から
与えられていたらしい。
「お前、いっつも瀬戸副隊長に
付け入って。
ムカつくんだよ」
容赦ない蹴りが山野の腹に
入り顔を歪める。
周りにいる隊士らはそんな
山野の姿を見て笑っている。
「てな訳でちょっと痛い目見ろよ」
振り上げた拳に反射的に目を
閉じるが一向に痛みは襲わない。
「……?」
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