君想歌

どうやら特売日というのは
この鈴を少しでも早く探す為の
口実であったらしい。


流石に無くした当事者である
和泉の目が沖田を怒るな、と
言っているので怒鳴るのを
土方は止めた。


「今回だけは和泉に免じて
許してやる」


やった!!と調子に乗った沖田の
頭を叩くと土方は部屋へと
急いだ。


「遅いわ……」


大分待たされていたのか
山崎は、むすっとしている。


「座れ」


土方と向かい合わせになるよう
山崎の隣に和泉たちは腰を下ろす。