*才原悠*
「はっ!寝ちゃった?」
すっかり暗くなった室内で
悠は目を覚ました。
部屋を見回すも窓側にあった
高杉さんの姿が無い。
自分の上に掛けられた羽織を
綺麗に畳んで端に寄せる。
物音を立てないよう
隣の部屋に続く襖を開けた。
「ありゃありゃ……」
和泉さんの隣で吉田さんは手を
握ったまま寝てしまっている。
掛けられていた羽織をそっと
掛けると和泉さんの状態を診る。
「明日には目を覚ましますね」
ただ血が足りないので
きっとフラフラ状態ですが。
藩邸近くに構えている家に
高杉さんが血相を変えて
飛び込んできた時は驚いた。
「新撰組の女だが診てくれるか?」
多分俺が首を横に振ると
思ったのだろう。
患者には敵も味方も関係
ありませんからね。
快く了承しました。
*
.
「はっ!寝ちゃった?」
すっかり暗くなった室内で
悠は目を覚ました。
部屋を見回すも窓側にあった
高杉さんの姿が無い。
自分の上に掛けられた羽織を
綺麗に畳んで端に寄せる。
物音を立てないよう
隣の部屋に続く襖を開けた。
「ありゃありゃ……」
和泉さんの隣で吉田さんは手を
握ったまま寝てしまっている。
掛けられていた羽織をそっと
掛けると和泉さんの状態を診る。
「明日には目を覚ましますね」
ただ血が足りないので
きっとフラフラ状態ですが。
藩邸近くに構えている家に
高杉さんが血相を変えて
飛び込んできた時は驚いた。
「新撰組の女だが診てくれるか?」
多分俺が首を横に振ると
思ったのだろう。
患者には敵も味方も関係
ありませんからね。
快く了承しました。
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