君想歌

*高杉晋作*


「あーあ。面倒くせェ」

膝を叩いて立ち上がった俺は
上から稔麿を見る。


「おい稔麿。
阿呆なこと考えんなよ?

だけどよ。
コイツ優先で考えろ」


稔麿のことだ。
自分と居ることでコイツに
危険が及ぶ。

そうすりゃあ、離れるだろう。

でもコイツが納得すんのか?


「男だろ?守ってみろよ」


刀扱えるし度胸もあるときた。
そこいらの女よりマシだろ。