君想歌

笑う栄太郎の顔面に
無言で拳をいれ。


うつ伏せになって枕元に
置かれた刀を弾く。


「あれ?まだ、だるい?」


首を傾げて額に手を伸ばす
栄太郎の手を掴むと、


「寝過ぎで寝れない……」

「ぶっ……」


真顔で言う和泉に吹いた。


不機嫌そうに枕に顔を埋める
和泉のご機嫌を取りつつ
栄太郎は手を叩いた。