そして次の日、敦たちは出発した。 「ばいばい、敦!」 「腹出して寝るんじゃねぇぞ!」 「分かってるから!」 もう泣かないよ。 敦を笑顔で送り出すんだ。 涙は昨日に置いてきた。 今日は笑顔の日でしょう? 「じゃーな、琴音!!」 「ばいばい!!」 私は敦たちの車が見えなくなるまで手を振り続けた。 まるで私たちの新しいスタートを応援するかのように、空は晴れていた。 「琴音は立派な花嫁さんになるために、花嫁修業よ!!」 ・・・その後の私の過酷な道のりはご想像にお任せします。