恋歌side


彼氏なんていらない。作りたくない

…裏切られるだけ

……これは数年前のお話。

あたしと、彼氏の優が別れた日。


”過去”

『なぁ、恋歌?』

『んー?』

『俺、らさ別れよっか』

『ぇ?』

『だから、別れよ。』

『なんで?やだよ!』

『他に好きな奴ができたんだ!』


そのまま優は走ってどこかへ行ってしまった、


”現在”

あの時から恋なんてしないしてない。

だから、誓った。

別れた日に綺麗な青空に、

”もう恋なんてしない”

と、

誓った。

優のこと、大好きだった。

すごく愛していた。

なのに

別れてしまった。


だから、男の人を信じない。

信じたくない

信じられない

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別れた日から三年がたっていた。

それだけの長い日々で考えればよかった。

優があたしに別れを告げたこと

なにかあったのかもしれないって

考えていればよかった

あたし、

優のこと愛す、権利なかったかもね…。