男になりたい女と女嫌いな男



「理央っ!!」

靴を履きながらわたしの隣に立つ理央。

「お、純、制服似合ってんじゃん」


「そう?まだぶかぶかなんだけどさ」


自然と萌え袖になる袖を見せると理央がははっと笑った。


「高校生といえども、まだまだ幼いですのぉ」


そう言いながら歩きだす理央。


「え、ちょっと理央!」