「何ため息ついてんの、モテモテの理央くん?」 「モテモテは余計だ瑞季」 朝から嫌悪感ただよう俺に話しかけてきたのは、俺の親友、谷原瑞季。 みずき、っうのも俺のように女みたいな名前だからかは分からんけど、出会ったときから話の合うヤツだった。 「相変わらずの女嫌いだな。冷たいなぁ、理央くんは」 笑う瑞季に俺は無表情で返す。 「褒め言葉だよ」