男になりたい女と女嫌いな男



「え、マジ?ありがとう!!

もうちょい喋りたいけど俺用事あるから帰るね。

じゃーねー理央デジャネイロ!!」


そう言って純は転がっていたファーストバッグをとり、手を振りながら歩き出した。

「え、ちょ、純…」


後ろ姿を見送りながら俺は思った。


…とんでもねぇヤツに出会っちまった。


俺も立ち上がり、草を払いのけ
バッグを手に歩き出した。