あたしは気に入った服3着を手に持ち、裕也さんのとこへ行った。 「それだけ? まだ好きなのあったら持ってきてもいいよ」 「……!」 そんなセリフ、初めて言われた……。 なんか……あたしのカラダが、優しさで満たされていく気がする。 もうだいぶ味わってなかった、ひとからの優しさ。