テレビの音だけが唯一、静けさを打ち消している。 「……」 あれ?? なんか寂しい。 いままで、ひとがいなくなって寂しいなんて思ったことなかった。 ひとなんてどうでもよかった。 だけど、なんかいまは……裕也さんと会いたくてしょーがない。