「あたしの不登校の理由、聞く??」 冗談半分で訊いてみる。 「おまえが話したいって思ったとき、話してくれればいい」 「……!!」 なんか嬉しい。 こんなこと、ひとに言われたことなかった。 「そうだ。今日、おまえの生活に必要そうなもの、いろいろ買いに行くか。おまえ、なにも持ってないから」 「わ、嬉しい!!」