わけあり彼女






「夏樹、髪切るぞ」



引き続き雑誌を読んでると、裕也に声をかけられた。



「やった♪」



前からずっと、前髪鬱陶しかったんだよね!



それを切ってもらえるかと思うと、ホント嬉しい。



あたしはシャンプー台に連れていかれた。