「夏樹。もうこんな夜中に抜け出すんじゃないぞ。いいな? これ……おまえのこと心配して言ってるんだからな?」 「は〜い」 「ホントに聞いてる??」 「は〜い」 「……聞いてねーだろ」 「は〜い」 家に戻ってから、プチお説教タイム。 あたしはお説教を聞くふりをして、別のことを考えていた。 遊園地行きたいなー、とか、動物園行きたいなー、とか……。