「瑠花さん来てるの!? それ早く言ってよ!! 瑠花さんの手料理楽しみなんだから!!」 「……ぷっ」 夏樹の必死さに、つい笑ってしまった。 「……バカ」 夏樹は拗ねてリビングのほうに行ってしまった。 夏樹……なんかアイツ、かわいいじゃん。 ……って、俺はなに考えてるんだ?? 夏樹はまだ高校生だろ……。