瑠璃一味のお戯れな学園生活

「で…どうするの、めのうちゃん…」

リィが眠そうな瞳で、めのうの顔をじぃっ…と見る。

偽りの発言をも見透かすような、真摯なリィの視線。

その瞳で見つめられると、正直な気持ちを吐露しなければならないような気がしてくる。

「わ、わかったよ…兄様には服あげて、龍之介にはアクセあげるっ…それでいいんでしょっ?」

プイとそっぽを向くめのうに、リィはクスッと笑う。

「流石めのうちゃん…優しい…」

「あ、憐れみだよっ、憐れみ!龍之介にだけお土産無しじゃ可哀相だからねっ」

つくづくツンデレなめのう。