瑠璃一味のお戯れな学園生活

再びの沈黙にうろたえる霸龍闘を助けるかのように。

「私…好きだよ…マテバ6ウニカ」

リィが言う。

「え、そ、そうか?」

「うん」

一つ頷くリィ。

「好き」

「そ、そう言ってくれると嬉しいよ、面倒な事押し付けちまって悪いなと思ってたからさっ」

笑って誤魔化す霸龍闘に。

「そんな事ない…好き…マテバ6ウニカ」

リィは繰り返す。