「いつもありがとな、リィ。凄いよな、まるで本職のガンスミスみたいだ」

「どう致しまして…」

霸龍闘の言葉に笑みを浮かべるリィ。

…そこで会話は途切れてしまう。

元々リィは多弁な方ではない。

霸龍闘もまた、最近はリィの事を意識しているせいか会話がぎこちない。

リィは別に無言のままでも平気なのだが、霸龍闘としては何か話していないと間がもたないし、リィを何とか楽しませなければならないと考えているようで。

女の子慣れしていないのが露呈するな、霸龍闘。