「瑠璃はゴールデンウイークどうするアルか?」

鬼龍が問い掛ける。

「…一応斬鉄を習得するという名目で、父上に道場を貸し与えられているからな…遊び呆けていては父上に申し訳がたたん…俺は修行を続ける」

流石師匠の善に似て真面目な瑠璃。

「じゃあ」

鬼龍はこっそり瑠璃に寄り添う。

「私も瑠璃に付き合うアル」

「む?鬼龍はめのうやリィと一緒に遊びに行ってもいいのだぞ? 」

無理に修行に付き合う必要はないと気遣う瑠璃だが。

「私の技が早速SSBに破られたアル。このゴールデンウイーク中に鍛え直しアル。瑠璃に組手を手伝ってもらうアル」

こちらも何だかんだ理屈をつけて一緒に過ごそうと企む二代目けしからん乳。