瑠璃一味のお戯れな学園生活

誉めてくれるのは嬉しいが、愛の仕事は学園長の仕事をサポートする事だ。

イチャコラこいて学生時代の甘酸っぱい気分に浸っている暇はない。

だってーのに、このオッサンと来たら。

「仕事なんていいじゃないか」

天神地区に着いた途端、人気の少ない路地裏に愛を引き摺り込んで壁ドンで追い詰める。

「愛が在学中は、よくこうして二人きりで話したもんだね。覚えてるかい?クリスマステロの時は二人きりでデートして、デートの終わりに愛に…」

「キャーッ!キャーッ!」

何を口走ってんだこのアラフォー!

愛、嬉し恥ずかしの悲鳴を上げる。