「リィみたいないいとこの娘に、こんな事やらせちまって!」

「いいとこの娘…?」

首を傾げるリィ。

霸龍闘は困惑と恥ずかしさに、酷く狼狽した様子だった。

「年下だし、同じ学園の生徒だし、鬼龍や野菊とかと同じ感覚で扱っちまって…悪い!反省してる!」

頭を下げる霸龍闘。

「こんな汚れるような事、もう頼まないから。許してくれよな?」

「……」

リィはスッと立ち上がる。