「リィ、頼むな」

「ん…」

昼休み、天神学園中等部屋上。

霸龍闘がリィに愛銃のマテバを手渡す。

腕の怪我の時以来、霸龍闘は時々こうしてリィにマテバのメンテナンスを任せている。

「何かリィにメンテしてもらうと、マテバの調子がいいんだよな」

「そう…?」

何故だろうと首を傾げつつ、今日も手際よくメンテナンスするリィ。