瑠璃一味のお戯れな学園生活

「霸龍闘は平気アルか…?」

鬼龍も眠くなってきたのか、ショボショボする目を擦る。

「俺は夜更かししてマテバのメンテナンスとかしてる事多いからな、この時間ならまだ余裕だよ」

言う通り、ケロッとした顔の霸龍闘。

「鬼龍も寝ればいいじゃねぇか、めのうの部屋で一緒に寝かせてもらうか?」

「でも…」

折角瑠璃の家にお泊まりなのに、寝てしまうのは勿体無いのか。

重くなる瞼を堪え、チラチラと瑠璃の顔を見る。

それを察したのか。

「無理しなくても寝ればいい。またいつでも泊まりに来ればいいんだからな」

瑠璃が優しく鬼龍に言った。