「気にする必要ないですの」

同じように湯船に浸かっていた琴子が言う。

「あんなものは只の脂肪ですの。いわば無駄なお肉ですの。あってもなくても、全く関係ないですの」

天神学園の男子達は、その無駄なお肉に一喜一憂しているというのに。

琴子、咲花の視線の先では、リィの足元に崩れ落ちる野菊の姿。

どうやらオパーイどちらが大きいか対決は、リィに軍配が上がったようだ。

やはり日々の努力の賜物か。