瑠璃一味のお戯れな学園生活

「泣くのはお止しなさいです、ハイ」

そんな声でシルヴィは振り向く。

そこに立っていたのは、案山子のようにひょろ長い体に愛媛みかんの段ボール箱を被った珍妙な男。

「すずきっ」

「正解です、ハイッ!」

サタデーナイトフィーバーのポーズから右手を振り下ろし、ズビシ!とシルヴィを指す鈴木さん。

「何を泣いているのです、悲しい事でもあったのですか、はい」

「うん、おれ、迷っただ…」

ちょっとショボンとなるシルヴィ。

「でも!だいじょうぶ!おれ、YDK(やれば・出来る・子)だから!」

「Oh!YDK!Excellent!」

「んだ!えくれれんこ!」

ナンダコノ会話。