瑠璃一味のお戯れな学園生活

と。

「あ、ここにいただか」

ピョコッと顔を覗かせたのはシルヴィ。

「皆して、おれを置いて美味ぇもん食ってただか?おれにも食わしてぐれ!」

嬉しそうに鬼龍に飛びつくシルヴィ。

流石に年下のシルヴィに暴力を振るうほど、鬼龍も無茶はしない。

「あ、そいえば」

鬼龍の背中におぶさったまま、シルヴィが何かを思い出す。

「鬼龍も、おれの絵見てくれただか?」

「絵?」

キョトンとする鬼龍。