瑠璃一味のお戯れな学園生活

「やー食った食った!」

満足気にお腹をポンポンと叩くシルヴィ。

「兄ちゃんはちっと酸っぱぐて、姉ちゃんは甘ぐて、このアルベルトって奴の魔力は香ばしいな!美味かった!ありがとない!」

アルベルトの魔力はシルヴィの舌に合ったようだ。

で、肝心のアルベルトはというと。

「いやぁ…参ったね…」

何と、ダウンせずに立っている。

「いやいや、でも魔眼に蓄えてた魔力全部持っていかれちゃったよ…こりゃあ一ヶ月は魔眼使えそうにないね…」

それでもシンやリィのように寝込まない辺りは、流石学園長。

それにしても、何でアルベルトの魔力は香ばしいんでしょうね?

もしかして加齢臭?

「怒るよ理事長…」