瑠璃一味のお戯れな学園生活

ところで、現在は昼休み。

「おれ、腹減った」

「「「え゛」」」

鬼龍、シン、リィ、ついでに近くにいた野菊もギクリとする。

シルヴィの健啖ぶりは既に周知の事実。

おまけにさくらんぼのヘタを舌で結べるのではないかという舌使いは、鬼龍や野菊を悶絶させた(色んな意味で)

「シ、シルヴィちん、学食にフルーツポンチ食べにいこっか?」

狼狽する野菊が提案するが。

「おれ、魔力が食いてぇ」

首を横に振るシルヴィ。

ああ、困った、なじょしたらいいんだべー。

このままでは、またもシルヴィの犠牲者がっ。