瑠璃一味のお戯れな学園生活

ガキ大将から、家庭を持ち、やがては人の親へ。

問題児でさえ、時が流れれば変わっていくのだ。

ならば、瑠璃一味はどうなのだろう。

いつかはシンやリィも故郷へ帰り、野菊はそれを追って嫁いでいく。

鬼龍は瑠璃に嫁入りし、夕城の姓を持つ龍娘流中国拳法の使い手となるだろう。

霸龍闘はアリスカの下でエージェントとして活躍する事になる。

孔雀は久遠、琴子と共に、不殺を掲げる新生琴月流を再興し、奏多はそんな若き宗主を陰で日向で支える。

龍之介は、丹下の姓に拘りはない。

彼はめのうのそばにいられるように、ゆくゆくは夕城に婿入りするつもりだ。

咲花、すず、シルヴィ、正樹ら初等部の子供達が、次は天神学園を支える。

いつだって、幼い子供達が次の希望なのだ。