瑠璃一味のお戯れな学園生活

「ねぇ鈴木さん」

七星はお菓子を口に運ぶすずを見ながら言う。

「すずちゃん、天神学園に通わせてもいいですか?」

教師として、すずには色んな知識を与えて沢山学んでほしい。

母親として、すずは常に傍にいて見守り続けていたい。

「とはいっても私は中等部の教師ですから、初等部…小夜先輩に担任をお願いする事になりますけど」

シルヴィと同じく、咲花のクラスで一緒にいてもらう事になりそうだ。

「ワタクシは大歓迎です。こう言ってはアレですが、すずも『普通の子供』ではありませんから。天神学園に通うのが一番だと思いますです、ハイ」

鈴木さんの言葉を。

「おもいましゅでしゅなの、はいっ」

すずも真似て、ニパッと笑った。