瑠璃一味のお戯れな学園生活

「ワタクシは人外、そして…」

鈴木さん、すずを抱いた七星を抱き締める。

「ここは奇怪な面々の集まる天神学園…そういう事で納得して頂けませんでしょうか、ハイ…」

「鈴木さん…」

七星の表情から、険しさが消えていく。

その耳元で。

「結婚しましょうです、ハイ」

鈴木さんは囁いた。

「っ…!」

碧眼を見開く七星。

「こんな形では責任を取るみたいで不本意でした…が、早くに決心しなかったワタクシにも非がある…最早贅沢は言えません、ハイ」

無言でコクコク頷く教師陣。

「鈴木さん!」

七星は鈴木さんの背中に両手を回した。

挟まれたすずが、嬉しそうにキャーッ!と声を上げる。

「よろしく…よろしくお願いします!」