瑠璃一味のお戯れな学園生活

ホッケーマスク柄の段ボールが血に染まり、よりリアルな仮装になった所で。

「じゃああの子は何なんですかっ!」

七星、ラミアのコスプレでシャーッ!とか怒る。

やめて下さい、丸呑みされそうで怖いです。

「すずちゃん、確かに可愛いです!私と鈴木さんの子だったら、どんなに嬉しい事か!」

興奮したせいか、意外と本心を喋ってしまっている七星。

「だけどそんなふしだらな関係を持った事もない以上、あの子は鈴木さんと別の女性の子に決まっているじゃないですかっ!」

無言でコクコク頷く教師陣。

「いえ、だから何度も説明しているのですっ、あの子はワタクシの願望(自身と七星の子供)を夢に投影し、具現化してしまった悪魔の子であると…」

「自分の子供に悪魔の子とか言うなダラァアァァァッ!」

剛腕右ストレート!

怒髪天なのか、本日の七星はバイオレンスに磨きがかかっている。