買い物を済ませ、早川家へと向かう二人。

「ただいまー」

霸龍闘が元気よく玄関を開ける。

「父上、母上、鬼龍、リィが来たぞぉ」

「お邪魔します…」

礼儀正しく挨拶して、家に上がるリィ。

「鬼龍~?」

キッチン、リビング、鬼龍の部屋と回る霸龍闘。

しかし鬼龍はおろか、虎次郎や龍娘もいない。

「あっれ~?どこ行ったんだ皆…」

キョロキョロと見回す霸龍闘に。

「霸龍闘…」

リィが一枚のメモを持ってくる。

『母上が豚まん食べ過ぎてお腹が痛いと言うので、病院に連れて行きます』

鬼龍の字で書かれたメモ。

「たく…しっかたねぇなぁ、母上…」

呆れたように溜息をつく霸龍闘。

そして、そこでハタと気付く。

これっていわゆる、『彼氏の家に二人きり』というシチュエーションなのでは…?