裸の語らい、ヨシッッッッ!とか。

龍之介はグッ!とサムズアップしながら心の中で叫ぶ。

いいねいいね夕城家、風呂がデカいし皆一緒に入れるし。

一人ずつ順番に覗く手間が省けるってもんだぜ。

こってりした肉も食いたいけど、サッパリと刺身も食いたい。

そんな青少年のニーズに応えた親切設計。

ハラショー夕城家!

いつもはドタドタ歩く喧しい龍之介が、この時ばかりは隠密の如く抜き足差し足忍び足。