しっかり手当てを済ませ、ついでに夕食まで御馳走になった久遠が帰宅し、時間は午後9時。

「さて、と」

めのうが立ち上がった。

「お風呂入ってこようかなぁ」

「だったら」

琴子も立ち上がる。

「私も入りますの。稽古で汗をかいてしまったからサッパリしたいですの」

「じゃあじゃあ」

こはくも擦り寄ってくる。

「僕もご一緒していいかい?たまには女同士で裸の語らいしようよ」