牛乳配達の販売店に到着し、店主に遅刻を詫びた後、配達分の牛乳を受け取る龍之介。

1リットルの瓶入り牛乳を24本。

これを龍之介は、何と背負って配達する。

「だ、大丈夫なのかい?龍之介」

久遠が目を丸くする。

「あぁ?軽ィじゃねぇか、この程度」

それは貴方が臥龍だからです。

大量の牛乳瓶を背負い、スタコラと走る龍之介。

「ぼ、僕も手伝うよ!」

手伝うと言った手前、尻込みしていられない。

とはいえ、常人の久遠は牛乳瓶4本だけ受け取る。