瑠璃一味のお戯れな学園生活

「霸龍闘…シルヴィは父様や母様と一緒にいる…こっちの世界には来ていない…」

リィが説明する。

「何だよ、こっちに来る予定はないのかっ?」

興奮してまくし立てる霸龍闘。

「落ち付け馬鹿兄、シンとリィの父上達にも都合というものがあるアル」

鬼龍が霸龍闘の弁髪をグイと引っ張る。

「俺達も会ってみたいよ。何だかんだいっても新しい家族だからな」

シンが照れ笑い。

「いっそ天神学園に入学したらどうだ?ここもファンタジー世界のようなものだし」

提案する瑠璃。

「5歳っていったらもうすぐ初等部入学ですね、こっち来たら私が面倒見てあげないと」

嬉しそうに言う咲花。

でも実年齢は200歳だぞ?