瑠璃一味のお戯れな学園生活

そんな事をやっていると。

「こんにちはー」

鞄片手に咲花も橘邸にやって来た。

「シルヴィちゃん、宿題一緒にやりに来たよ…って、あれ?野菊先輩?」

「丁度いい所に来た…」

リィが立ち上がる。

「野菊ちゃんが大学芋っていうの持って来てくれたの…一緒に食べよう?…お茶淹れてきてあげる…」

「うわぁいっ、大学芋美味しいですよねぇ」

ペタンと座って、お行儀よく待つ咲花。

尻尾があったらご機嫌で振っていそうな笑顔だ。