瑠璃一味のお戯れな学園生活

ガンマンにとって、半身とも言える相棒を…。

「貴様、霸龍闘ぉぉおぉおぉぉっ!」

瑠璃が激昂する!

「俺との決着はどうしたっっっっ?貴様俺を愚弄するのかッッッッ!」

それは瑠璃にとって、死ぬより屈辱的な選択肢。

気遣われての試合放棄など、切腹ものの憐れみだ。

「霸龍闘、お前…」

龍娘も霸龍闘の顔を見るが。

「何勘違いしてやがる、二人とも」

霸龍闘はそう言って、357マグナム弾を直接手に握った。

「俺は瑠璃に『勝ちたい』んだ、『殺したい』んじゃない」

だから、『マテバ6ウニカ』を捨てた。

『あなただけのもの』と呼ばれる相棒を。

「マテバがなくても、俺は戦える。それだけの強さを手に入れてる。マテバを捨てたから愚弄してるのかなんて…その発言の方が、俺を愚弄してるのか、瑠璃」