何仲良く食事してるだかっ。

あんな殺し合い寸前の大喧嘩してたくせにっ。

シルヴィのプンむくれは悪化する一方だ。

「ん~?」

めのうがシルヴィの頭を撫でる。

「私達がいつ喧嘩したのぉ?」

この天然じゃ話にならない。

やはりここはリーダーの瑠璃に訊いてみよう。

そう思ったシルヴィだが。

「ん?」

瑠璃もシルヴィの頭にポンと手を置く。

「俺達がいつ喧嘩などした?」

この天然双子め。