「孔雀君、惜しかったですね、あの…怪我の方は…」

「平気だよ…あとで奏多さんが献身看護してくれるんでしょ?」

「えっ?そ、その…」

「してくれるんだよね…?」

「は、はいっ…」

まだ魔少年ビームに残弾が残っていたかっ。

孔雀め、何てしぶといっ。

「見て見てシン君、孔雀君と奏多さんが、あんなイチャコラしてるよ?やらしいよねぇ、あの二人っ、どこまでいってるのかなっ?」

「お前は俺の膝に跨ったまま、よくそんな事言えるな野菊っ!」

お前のがよっぽどヤラシイわと言わんばかりのシン。

怪我人に跨らないで下さい。