「一気に片をつけるアル!」
活歩から、踏み込んでくる鬼龍。
リィは素早くヴィオラを抜く。
また風の精霊の弾丸か。
対抗すべく、移動しながらの硬気功を発動させようとして。
「 」
リィが、何事か口走った。
どこの言語だろう。
ごく短い発音。
直後。
「かはっ!」
鬼龍の足に、氷の精霊フラウの力を宿した弾丸が命中!
銃創と同時に凍傷となり、鬼龍はその場に転倒した。
「な…?」
訳が分からない。
急にリィの射撃速度が速くなった。
リィは精霊の力を使用する時は、必ず詠唱というものを使う。
恐らくヴィオラの弾倉は空なのだろう。
その都度、適した精霊の力を使う為、弾丸は込められていない。
だからヴィオラを撃つ為には、必ず詠唱で精霊を召喚して弾丸の代わりになる精霊の力を込めなければならないのだが…。
(急に詠唱速度が…速くなった…?)
活歩から、踏み込んでくる鬼龍。
リィは素早くヴィオラを抜く。
また風の精霊の弾丸か。
対抗すべく、移動しながらの硬気功を発動させようとして。
「 」
リィが、何事か口走った。
どこの言語だろう。
ごく短い発音。
直後。
「かはっ!」
鬼龍の足に、氷の精霊フラウの力を宿した弾丸が命中!
銃創と同時に凍傷となり、鬼龍はその場に転倒した。
「な…?」
訳が分からない。
急にリィの射撃速度が速くなった。
リィは精霊の力を使用する時は、必ず詠唱というものを使う。
恐らくヴィオラの弾倉は空なのだろう。
その都度、適した精霊の力を使う為、弾丸は込められていない。
だからヴィオラを撃つ為には、必ず詠唱で精霊を召喚して弾丸の代わりになる精霊の力を込めなければならないのだが…。
(急に詠唱速度が…速くなった…?)


