瑠璃一味のお戯れな学園生活

すっかり浮かれてしまっているシン。

「リィもどうだ?読んでみるか?」

勉強熱心なリィにも勧める瑠璃だが。

「…いい」

リィは緩々と首を振る。

「私はシンほど強くなるのは興味ない…」

「そっかぁ、残念だなぁ」

頬を掻く瑠璃。

「リィちゃんは、何に興味あるの?やっぱり魔法とかお勉強?」

めのうの問いかけに。

「……」

リィは無言で鬼龍を見つめる。

「な、何アルか?そんなに見つめて…」

無表情でガン見するリィは、ちょっと怖いものがある。

ビクッ、とかなってる鬼龍に。