瑠璃一味のお戯れな学園生活

「きゃあっ!」

抱き合ってしゃがみ込む咲花とシルヴィ。

野菊や奏多も頭を抱えて蹲る。

「どうした、霸龍闘!」

「さっき天辺に反射する光が見えた…多分スコープの反射光だ」

瑠璃の問いかけに答える霸龍闘。

「スコープの反射光って…まさか狙撃…?」

リィの問いかけに、霸龍闘は頷く。

霸龍闘のマテバ6ウニカの射程では狙撃銃には敵わないが、威嚇の為に発砲したのだ。

「瑠璃達はみんなを頼む、リィ、ついて来てくれ」

霸龍闘は倫敦塔の上へと向かう。