瑠璃一味のお戯れな学園生活

「なにそれ、カッコイイ!絶対そいつと戦ってみたい!どこ行ったら会えるの?俺も修行したらそんな風に髪の毛金髪になるかなっ?」

可哀相に、純真故にまんまと悪い先輩の嘘八百を信じ込んでしまうシン。

てか、まぁ嘘じゃないよね?

現実には存在しないってだけで。

「お、興味あるのか?シンは研究熱心だな」

腕を組んでうんうんと頷く瑠璃。

『その辺でやめときなよ』と制服の袖を引っ張るめのうの制止も無視して。

「そんなシンの為に、俺がその戦闘民族の武勇伝を認めた漫画を貸してやろう」

「マジでっ?」

百万ボルトの輝きを放つシンの瞳。

「ああ、貴重な書物だからな?大事に読めよ?」

どこまでもフカす瑠璃。

そんなもん、ブッ○オフ行けばナンボでも立ち読みできます。