しかし、前半のお戯れのせいで、もう少し玉を入れておきたい所。

そんなリィに、理事長が特別にチャンスあげちゃおう。

はい、今リィにばっかりエコヒイキすんなとか言ったモブの生徒、今後出番なし。

「「え゛ぇぇえぇえぇっ?」」

リィ、こっちおいで。

「何…?」

トテトテと歩いてきたリィに、耳打ち。

「……」

見る見る、顔が赤くなるリィ。

どうするぅ?

逆転するチャンスだよぉ?

「っっっっ…」